消去されてしまったエスペラント・ランド in セカンド・ライフ
セカンドライフとは「Linden Lab社が提供しているメタバースと呼ばれる仮想世界」(Wikipedia 日本版「セカンドライフ)である。仮想の人々が仮想の土地で仮想の街をつくり、仮想の貨幣を流通させ楽しくくらしているのである。
ベルギーノさんのアルバムより、繁栄を誇るエスペラントランド (右の画像をクリックすると大きな画像を見ることができます。) | |
世界中からエスペラント中級の講座に集まっている | |
ある日突然エスペラントランドが消失し、For Sale の広告塔がむなしくそびえる荒野に! ネット上の「ゲーム」とはいえ、前触れなくみんなの労力と時間とをかけて構築した世界を破壊するとは…。 所有権の濫用はセカンド・ライフ内では糾問されないのだろうか。 同じような画像はエスペランティーノさんのブログにも見られる。 | |
打ち沈んでボヌーロさんの家で会合するエスペラント難民。 |
地主の横暴から協同組合へ
Antaŭhieraŭ Esperanto-Lando en Dua Vivo subite malaperis kiel mi jam skribis. Laŭ mia dana amiko E (posedanto de Esperanto-Lando) la posedanto de la insulo, en kiu estis Esperanto-Lando, senaverte decidis ludoni la insulon al iu alia. Mi tute ne kredas ke homoj, kiuj faras tiajn krudajn kaj malĝentilajn agadojn, ekzistas.
Tio estas kvazaŭ reala socia vivo, ĉu ne? Ni vidas tie tiranecon de libereco de kapitalo.
Posedanto ĉiam havas potencon, senposedanto ĉiam estas dominata aŭ influata de posedanto.
Do, tiuj, kiuj posedas posedaĵon, ŝuldas socialan devon. Posedo ĉiam akompanas devon.
Nu, la afero similas al la politikaj ŝanĝoj en la mez-suda Ameriko lastatempa. Neposedantoj liberigas sin el posedanto, kaj ili komencas/os kolektivan vivon kaj kooperativon.
ボヌーロさんの記事より
おととい、セカンドライフ内のエスペラント・ランドが突然消えてしまった、ということを僕は書いた。僕の友人、デンマークのE(エスペラント・ランドの主宰)によれば、前触れなしにそのエスペラント・ランドのある「島」を、その所有者が誰か別の人に貸すことに決めてしまったのだ、という。僕には、そんな乱暴なことをやる人物がいるってことが信じられない。
http://bonulo.wordpress.com/2009/03/11/krizo-kunveno-ce-vb
まあ、現実世界みたいですねぇ。財産の自由の横暴ですな。
持てる者はいつも権力をも持っているし、持たざる者はいつも持てる者に支配され・影響されている。
だから、財産を所有している人たちには社会的な義務というものが課せられているのだ。所有は常に義務を伴うものだ。
ところで、事態は今の中南米の政治的な変動に似てきている。持たざる者たちが持てる者たちから自らを解放し、共同の生活を始め、協同組合まで始めようというのだから。
私はというと、どうもセカンドライフは「しんどい」のです。セカンドライフ内でもうちょっとスムースに動いたり反応できたりできればよいのですが、「動作」しているだけでヘトヘトになってしまう。
協力できなくてごめんなさい。
いずれにしても、楽しいエスペラントの場が構築されることを願ってやみません。