La Kongreso de Rasoj / 世界人種大会

Zamenhof skribis la noton "Gentoj kaj lingvo internacia" por la Kongreso de Rasoj, kiu okazis en la jaro 1911 (en Julio, de 26a ĝis 29a) en Londono.
Kio estas "la Kongreso de Rasoj"? Vere ĝi okazis? Kio estis ĝia temo? Kiom da homoj ĉeestis en ĝi? Mi serĉis en la interreto, sed vane.


Sed hodiaŭ hazarde mi trovis ĝin jene:
http://en.wikipedia.org/wiki/First_Universal_Races_Congress


Pri la artikolo la japana versia Vikipedio havas nenion.


ザメンホフには『民族と国際語』という1911年7月26-29日ロンドンで開かれた世界人種大会宛の覚書がある。ザメンホフは言う。人種のみならず民族間の憎悪は、国家・経済競争・距離・生理的差異・思想・出自血縁等々によるものではなく、言語と宗教の違いによるものである。したがって、人類において「仮に」言語と宗教が一つに統一されれば(それは民族の解消であるから)問題はなくなる。とりわけ言語分野にあっては、諸民族に対して中立的な共通語の活用が、民族間の諸対立を緩和もしくは消滅させるであろう。
『民族と国際語』Gentoj kaj lingvo internacia はネット上ではその文章を見つけることができていない。善意からではあっても黒人に対する差別的な見解(黒人は文明的に遅れている野蛮な人たちであるから、文明を与えてやればよい、そうすればヨーロッパに同化し、嫌悪感はなくなるであろう)があるため、ネットに浮遊させるのが憚られるからだと思われる。
それにしても、いわゆる列強が世界分割にしのぎを削っている頃(?)、『世界人種会議』とは何なのか。本当に開かれたのか、議題は何だったのだろうか。ずっと見つけられずにいた。しかし今日偶然英文のウィキペディアの記事を発見した(上のリンク)。
どんなことが書いてあるか、英語が読めない方は翻訳機を通して読まれたい。
なお、この大会にはデュボイスT.B.ワシントンなども参加していたらしい。
デュボイスについては下記も参照。
http://www.asia-u.ac.jp/kokusai/Kiyou.files/pdf.files/8-2/8-2-2.pdf
http://www.asia-u.ac.jp/kokusai/Kiyou.files/pdf.files/9-12/9-12-19.pdf
なお、デュボイスはこの文によれば、全国有色人向上協会‎(NAACP)で活躍していたとのことであるが、ウィキペディアの方ではこうした黒人差別、公民権運動などについてはほとんど触れられていない、奇妙な人物紹介になっている。