放射能の危険度 / La skalo de la dangxereco de la radioaktiveco (nur japanlingve)

コメントに、自称文科系の人のための放射能の話を紹介していただきましたので、感謝して記事の冒頭にリンクを置くことにします。どうもありがとうございます。


放射能放射線量、放射性物質などそれぞれ異なった単位と考え方で表示され、報道されるので、われわれ、せいぜい高校物理を半世紀も前に習ったくらいの一般人にはぜんぜんわからん。
放射線にも種類があり、放射性物質を摂取してしまった場合でも代謝の仕方がいろいろとか言われ、それぞれ「健康にはただちに影響があるわけではない」とか言われても、「ただちに影響があるわけではない」野菜と米と魚と牛乳とを摂取したら「なんだか影響がある」量になっちゃうとかだとシャレにならない。
ベクレルだら、シーベルトだら、グレイだらそうした全ての変数を勘案・換算して、「飲む・吸う・付着する」または「ハダカで居る(付着と呼吸)・飲食する」の二分野での危険度を5段階くらいで表示して欲しい。
たとえば、

 危険度説明
居住裸で過ごしても安全。風邪ひかないように。
服を着てれば露出部があっても大丈夫
露出部がないようなら、過ごしてよい。屋外で激しい運動でハァハァするのは危険。
マスクを必ず着用し、外に出ない。屋外で過ごしてよい時間は1日○時間、○日間まで
外出禁止。実質的にそこでは○日以上暮らしてはいけない。引越し作業も特殊な装備で。
特別な装備無しでは立ち入り禁止。
摂取何も処理しなくて飲み食いOK。寄生虫と農薬に注意。
泥が落ちる程度に洗えば食べても大丈夫。乳児もOK
乳児は不可。子どもなら一ヶ月OK。開始日を記録。
子どもは、食べ物や飲料水の入手先を考える。大人も一ヶ月くらいならOK。
大人が一週間くらいなら仕方が無い。
触ってもいけない。触ったら汚染の少ない水でよく洗う。

「○○県○○市では、○○から××が検出されたので、放射能居住危険度は2、摂取危険度は3。ただしこれは一週間以内にそれぞれ危険度1未満に収束する見通し」などと発表され、その根拠も説明される。

どうでしょうか。とうぜん、周辺地域の「予想危険度」も風向きや季節、天候などから発表される。個別の飲用水や食べ物についても危険度が表示される場合もあるが、生活のなかでの食事のことであるから、個別とあわせて、地域の食生活全体を必ず表示するようにする。水の危険度は1になったが、それ以外は0なので、乳児以外は0、など。