Necesejo de kato / 猫のトイレ

"Necesejo", eleganta vorto!

 Toilet、便所、厠所などとトイレのことを呼ぶ。トイレは"Toile"系の単語の言語が少なくないが、それは「主要」言語の話。「WC」というマーク(印)が他の男女の略図とともに掲示されていると通じる範囲が広いかもしれないが、日本人だってWCが何の略か*1知っている人は多くはあるまい。
 Wikipedia でさまざまな言語のトイレを探してみると良いが、非常に多様である。


 さて、「便所」のエスペラント単語はすばらしい。Necesejo(ネツェセーヨ)である。Neces- とは「必要な」という意味であり、-ejo は「場所」である。

  トイレ、どこでも「必要な-場所」…… "Neces-ejo"

 ちなみに、「(欲求を前提とした)入用(いりよう)な場所」"Bezon-ejo" ではなく、客観的に「必要な」場所という語になっている。
 この単語は対面コミュニケーションで非常にスマートである。初対面でエスペラントであっても、「ウンコ場」や「シッコ室」だと口にしにくいだろう。食事中だってそんな単語の組成だったらこまってしまう。
 人工語エスペラントの「トイレ」は、そうした直接的な単語でもなく、もしかしたら(使用言語や民族によっては)便器をあらわすかもしれない「トイレ」でもないところが良い。しかも、基本単語で構成されているから忘れにくい。

 「彼女はどこにいったのかな?」
 「ああ、彼女なら"必要な場所"に行ったよ」
 「ボクも"必要な場所"に行かなきゃ」
 「"必要な場所"はどこですか?」

いいでしょ? エスペラント

http://eo.wikipedia.org/wiki/Necesejo


Kato ankoraŭ ne iĝas familia al ni. Neniu tuŝis la katon. Tamen ĝi dolĉe al-miaŭas al ni. Kaj ĝi loĝas en la kesto kaj manĝas manĝaĝon, kiujn ni donas al ĝi.
Krome mia edzino metis necesejon por kato en nia ĝardeneto. Ĉiun tagon mi trovas fekon en la necesejo, tamen kies estas la feko? Neniu vidis la fekadon de nia kato.


Finfine ĉi-matene mi vidis, ke nia kato fekas en la necesejo! Almenaŭ nia kato fekas tie, tamen ĉu ankaŭ aliaj vestoj eble fekas, mi dubas.





庭においてある猫のトイレに毎日ウンコがしてある。(うちは、ノラネコ出身なのと家人の主義によって外猫なのである。) うちの、ちっともなつかない猫がやってんのか、あるいは別のノラネコが毎日用を足しているのか。
でも今朝、そこで「うちの猫」(まだ誰も撫でたことがない)がそこでウンコしてるのを見た。少なくともあいつはそこでウンコしているらしい。

*1:WC: Water Closet の略。ウォーター・クローゼットと言われてトイレを想起できる日本人はなお少ないであろう。