エスペラントの入門書

土居智江子さんの「地球時代のことばエスペラント」を読んだ。
第一部はエスペラントの歴史と現状、第二部はエスペラントの解説・入門となっている。たとえば「はじめてのエスペラント」は414ページもあるのに比べると、ページ数はたったの184ページで、しかもその半分くらいしか入門にあてられてない。非常にシンプルである。圧迫感皆無である。


第一部のほうも、堅苦しくなくてわかりやすい。(ただ、文体は文字数を省くためか、ですます調ではなく言い切り型なので、そっけない感じがする。)


はじめてエスペラントをやってみようという人にちょうどよい。初めて読んだときに、継続的な学習にならなくても、いつでも読み物として・学習の端緒として手軽に手に取れる。


アマゾンに出てるのは初版のようで、1991年になっている。ぼくが読んだのは第二版で、「あとがき」は足し書きしたという文面になっているが、内容はどうなっているか詳細知らず。