遺伝子組み換え作物

lernu! 内の掲示板より。たいした内容ではありません。自分が参加すんのに、ちょっとちゃんと読んでみた。発言者は全員男性のようであるが、確かめてはいない。

vincas リトアニア

みなさんは、食べ物を買うとき、どのくらいGMOについて考えてますか。GMOとは、遺伝子組み換え生物(ここでは「作物」もしくは「食物」を指して話が進んでいる)のことです。
ウィキペディアのGMO記事(エスペラント版)
GMOは人間に危険を及ぼすでしょうか?

maratonisto ドイツ

僕は気にしないね。僕が食べてるものにGMOが含まれてるかどうかも、興味もないし。

spreecamper ドイツ

僕はGMO食物は全然ダメだと思う。EUの法でこんなもの「クズ」だとはっきり書いてほしいね。アメリカに行ったとき、友達がGMOの玉ねぎを見せてくれたけど、気持ち悪いね。

mihxil オランダ

何千年にわたって人間による選択によって「遺伝子」を操作してきた。自然そのものも遺伝子を何千年も変化させてきた。
だから、ほかの方法による遺伝子の組み換えについて何も問題はないと思う。たしかに、そのことは何か問題を起こすかもしれない。しかしそれは何にでもいえることだ。しかし全体としては積極的なことだと考えうる。だから僕は人工的な遺伝子組み換えを拒否したりはしない。nur pro la metodo laux kiu tiu modifado okazis.
たとえば、ビタミンAの過剰な消費を避ける(ビタミンA欠乏症を改善するということらしい)ための「黄金」米は絶対悪いといえるかな。

Fuzzy ロシア連邦

GMOを嫌いな人がエスペランチストにいるなんてヘンだ。エスペラントなんて遺伝子組換え言語でしょ?わはは

vincas リトアニア

いや、食べ物と言語は違うから。

Fuzzy ロシア連邦

僕は人間たちについて言っている。言語についての迷信を回避できるのに、食べ物については迷信をもってしまうんだなって。

Hyperboreus グアテマラ

(前発言の引用は略)
それは本当だとは思う(人間も自然も何千年にわたり遺伝子を変容させてきた)。
GMOを食べないとか、食べたくないという人は、今や小麦や大麦などの穀物を食べないということになる。全部遺伝子操作の結果だからね。今日の遺伝学は他の方法による選別だけである。
(この人は今日的な遺伝子操作というこをどのように考えているのか、わからない。言及していないように思う)

vincas リトアニア

Fuzzy君、いいでしょう。もしかしたら僕はGMOについて迷信を持っているかもしれん。
しかしエスペラントを学ぶかどうかは僕は選択可能だが、GMOについては同じことは言えないだろ。もうGMOを食べるか食べないか、選ぶことなんてできないんだ。僕が言うのはリトアニアでの話ではあるが、食品の生産ラベルにちゃんといつもGMOを使ってるかどうか書いてあるかどうか、疑わしいと思う。

Hyperboreus君
昔、人は、僕の知識では、遺伝子操作なんてやってないよ。単に植物を選んできただけだ。
今、科学者たちは植物を遺伝学的に操作しているんだよ。
たとえば、小麦にクモの遺伝子をコピーして入れ込んじゃうとか。それとも昔から小麦はクモの遺伝子を持ってたとか? そんなことはないとおもうね。

mihxil オランダ

選択だって「遺伝学」てきな改造だよ。種に応じて選択し、偶然的な突然変異によって利益を得てきたんだ。今日的な遺伝子組み換えはただより効果的にそれをやっているだけで、偶発性に依存していないというだけだ。
クモの遺伝子も植物の遺伝子も基本的に違わないのだから、すべての生命体はその意味では似ている。どの生命体も同じ四つのヌクレオチドをコードしているだけだから。
欧州では、何につけ反理性的な嫌悪勢力というのが存在しているらしい。
人為的な突然変異は何かしら「遺伝子組み換え」成分を持っているものだ。僕にはそんなことで騒ぐのは少し低能じゃないかと思えるね。
全部遺伝子組み換えじゃないか、むかしから人間の選択によって長い間努力してやってきたような。antauxe, nur per la muletge pli longa kaj pena maniero de homa selekto.


Fuzzy ロシア連邦

vincas君、そういう意味なら僕も同意するよ。品物にGMOを使ってるかどうかは、必ず表示されるべきだね。

lupiro54 ドイツ

わたしもFuzzyと同じ意見。わたしも売られている食べ物の内容には正確な情報がほしい。

mihxil オランダ

Fuzzy君
僕は違うな。もっと大事なのは大量の農薬を使っているかどうか、農家が正当なサラリーを受け取っているか、そしてその品物を運び入れるのに、どのくらいのエネルギーを使っているかなどであって、これらの方がより重要だ。
遺伝子組み換え大豆の方がたくさんの農薬を使う可能性がある。組み換え作物の方が、そうでないものよりたくさんの農薬に耐えることができるからだ。だが、その問題は遺伝子組み換えそのものではない。
問題は除草剤だ。僕はできるならちゃんとそのことを知らせてほしいとは思う。絶対良いか絶対悪いか説明は簡単ではないのかもしれないが。
何かが「遺伝子組み換えされた」成分を含有しているという事実は、僕の目からすると何の意味もないね。

Fuzzy ロシア連邦

mihxil君
僕の目にもそうだが、しかしほかの人たちがそう望むのなら、なぜそうしないのだろうか?
(意味がよくわからない)

vincas リトアニア

mihxil君
それ(農薬)もちゃんと明示されるべきだろう。
農薬の使用については、逆も言えるだろう。遺伝子組み換え作物は植物の疾病とたたかうことができるんだから、より少ない農薬を必要とする。

Rangel_Castro ブラジル

わたしは遺伝子組み換えでない食べ物を食べる方がいいな。だがそういうのは高いんだよね。

Blanka Meduzo 日本

遺伝子組み換えと交配による改良とは全く異なる。

わたしも遺伝子組み換え食品はできるだけ避けたい。なぜなら…
まずGMOによる新しい病気やアレルギーについて十分知られていない。
第二に、遺伝子組み換えの技術はまだ十分な精度を持っていない(わたしの知識では)。遺伝子操作によって、有用な性質を得ることができるが、しかし思いもよらない遺伝子の変化については興味がないでしょう?
多くの収穫を狙って遺伝子を組み替える。組み替えられた植物は常に植物抗生物質を分泌する。それで虫にも食べられず細菌の病気にもならない。「健康なのにいつも高熱を発している」人間みたいなもんだ。しかし、いつか新しい・強い昆虫や細菌が出現する。そしてそれらは、植物抗生物質に耐えながら植物を蝕むだろう。
第三に、そのとき、新しい昆虫や新しい細菌はけっして新しく・難しい病気を人間にもたらしたりはしないだろうか?GMOは新しい病気の原因になりうる。さらに、地中において、植物の遺伝子が地中の最近に転移すると、ある科学者たちは警告している。
もしそれが本当なら、新しい細菌がGMOの畑でできあがってしまうことになる。それが人間の健康や地域の生態系に危害を加えたりはしないだろうか。
そして第四に、GMOは適切に厳重に管理しないと生態系を乱してしまう。
昆虫に対抗する草が増えれば、他の草や昆虫は駆逐されてしまうだろう。


だからわたしはGMOを支持しないし、それらを食べるのを避けている(とは言え、それらを避けるのは、もはや非常に難しい。)

spreecamper ドイツ

「フードウォッチ」(食品監視)っていう aparte (?) 団体って、まだあんのかな。当然、フードウォッチはGMOを論難している。

Regis_Castro ブラジル

わたしはスレの全部を読んでみたが、どう考えたら良いか分からんかった。
ときどき私は人間と自然との関係を考えてしまう。「介入が少なければ少ないほど安全」

mihxil オランダ

Blanka Meduzo君
いや、遺伝子組み換えも交配も同じだ。両方とも遺伝子を改良する。ただ方法が違うだけだ。
また新しい食べ物は何らかのアレルギーとかありうる。
かつて、ミルクやパンも新しい食物であった。そしてなお、これらに対するアレルギーは厳として存在している。しかし、極端な人たちだけがこうした食べ物を完全に避けている。
遺伝子組み換えの技術については僕も専門家ではないが、遺伝子組み換えの技術のほうが交配だけによるものより精確なように、僕には思える。
最新の方法は「思わぬ組み換え」については最低限になってると思うよ。
新しい昆虫や細菌が人間に難病をもたらすだって? 全く考えられないね。僕の知識ではそんなことは今まで起きていない。
食物に付加された大量の添加物については気をつければいい。それらも絶対悪いものというわけではない。(?)
GMO食品の消費が健康問題の原因になるという話をよく見かけるが、じつはGMOについての恐れではなく、例えばグリフォサート(除草剤)の過剰使用についての懸念だということが明らかなのが常だ。
GMOで新しい細菌が生まれるというが、新しい細菌は常に発生している。もちろんGMOによってわれわれの予期しない小さな変化はあるだろう。しかし恐れすぎてはいけない。もしいかなるリスクをも避けようとするなら、なにもできなくなるよ。
GMOに限らず、人間の農業はすでに深刻に生態系を乱している。
他の organism の少しの使用が、なお多く付加していると、強く私は疑っている。Mi forte dubas ke uzado de iom aliaj organismoj ankoraux multe povas aldoni.
もしかしたら逆かもしれない。もっとよりよい植物を、もっと効率的に耕作できるようになることにより、真の「自然」に手をつけないで、もっとすくない耕地面積で済むかもしれない。

http://ja.lernu.net/komunikado/forumo/temo.php?t=13014