「チェルノブィリ禍」

 …チャムルヘムシン郡に立ち寄る。…メカーレスキリット村に着く。…
 ウメル君は、…余命いくばくもないことをすでに悟っている様子だった。
 「…黒海の向こうのチェルノブィリ原発事故の翌年にこの村で生まれた子供たちは、ここ一、二年の間に一人残らず白血病でしんじゃったんです。…」
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なお、このメカーレスキリット村はチェルノブィリから1300キロも離れているという。著者小島氏は2011年8月28日の東京新聞の記事でもこのことに触れている。
カーレスキット村をGoogleの地図から発見するのはできなかったが、どうやらここいららしい。
カーレスキット村のホームページらしきものは、これ。そしてそこではラマザン明けに坂道をカートで下るレースがあるようだ。Çamlıhemşin Mekaleskirit または、Mekaleskirit で検索をかけると、そういうのが出てくる。

膵臓がん サバイバーへの挑戦中川恵一 × 近藤誠 (1)の中の「反骨の言語学者・小島剛一氏」(PDF)より