Mi trovis malnovajn lernolibrojn en la TTT-ejo de la parlamenta biblioteko, nomatan "Proleta Kurso de Esperanto" (eld. 1931).
Mi citas parton de la artikolo pri "stilo". Laŭ ĝi, oni esperante skribas aplikante sian gepatran lingvan stilon, sed Esperanto havas propran stilon, kiu estas simpla, internacie evidenta(?) kaj logika.
Por praktiki esperanton kun bona stilo, oni devas studi la tekstojn de Zamenhof, Kabe kaj aliaj malnovaj kaj novaj superaj stilistoj.
うっかり元記事を消してしまったので、もう一度。
国立国会図書館のサイトで『プロレタリアエスペラント講座』のコピーを発見。興味深いので引用して紹介する。
下の文例のフランス風の文は、もともと書かれている場面・事柄がどんなものか、僕にはイメージできない。料理でバターナイフを使うような場面のことだろうか。
(106コマ目、右のページより)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1178179151 Stilo について
われわれがエスペラントを読み書きして種々の方面に実用する時に当面する非常に重要な問題は文体(stilo)の問題である。世界各国の種々様々に異なった国語を持った人々の共通の意思を表す手段であるエスペラントはどんな文体を持っているのか? 日本のエスペランティストは日本語をそのまま訳しエスペラントを使ってよいのか? 一体どこの国の言語の文体がエスペラントの文体なのか? という問題が起こってくる。…フランス人はフランス語的文体を、ドイツ人はドイツ語的文体をエスペラントに使おうとするように、それぞれ自分の国の言語の文体をそのままエスペラントにあてはめようとする傾向があることは当然である。
(107コマ目)
しかし世界共通の武器として用いられるエスペラントの文体は決してどこかの国の言語の文体をその文体としてもいなければ、各国さまざまの国語の文体の雑然たる混合でもないのである。エスペラントはエスペラント特有の国際的な文体即ち簡単にして論理的な文体を持っているのである。…国際的な明確さ、簡単さがエスペラントの文体の最も大きな特長なのである。
(107コマ目)
次にその例証としてフランス語とドイツ語の文体とエスペラントのそれとを比較してみよう。フランス語ではその文体上の特長として名詞を非常に多く用いる傾向がある。即ち動作を示す場合に多く名詞を用い、動詞はしばしば名詞的語尾を持っている。例えばUnu el plej rimarkindaj rimedoj por aplikado de tiu metodo dum kuirado estas la uzo de la jena instrumento kun konstanta rememoro pri sufiĉa kaj ofta buterumado.
以上のようにフランス式に表現された文章をエスペラントでは次のように明確に言い表すことができる。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1178179Unu el plej rimarkindaj rimedoj por apliki tiun metodon dum oni kuiras, estas uzi la jenan instrumenton konstante remeorante buterumi sufiĉe kaj ofte.
今度はドイツ語の文体と比較して見る。ドイツ語では修飾語または句を長々と修飾される語の前に並べる傾向がある。
La de mia onklino antaŭ du jaroj al mi donacita ombrelo troviĝas en la inter du pordoj lokita ŝranko.
これをエスペラントではもっと解りやすく次のように言える。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1178179La ombrelo, kiun mia onklino donacis al mi antaŭ du jaroj, troviĝas en la ŝranko inter la du pordoj.
(107コマ目、左下→右上)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1178179
以上のように各国語にはそれぞれの国語に特有な文体があるがエスペラントはエスペラント自身の簡単明瞭にして論理的な文体を持っているのである。
従ってわれわれがエスペラントを実用していく上に、常に国語からの民族的な地方的な表現法にこだわることなく、平明に明快な直接的な国際的文体を把握していくことにつとめなければならない。それには先ずエスペラントの創案者であるザメンホフの文体を初め、Kabe や Graboŭski 等の古典的名文家や Baghj、Lanti、Nekrasov 等の新しい stilisto たちの文章を研究するとともに国際的プロレタリア=エスペラント雑誌に刻々に示される生き生きした文章をわれわれ自身の実用の中に絶えず研究して行かねばならない。