グランドゼロとしてのガザ
今日、イスラエルによる「一方的停戦」が宣言されたそうだ。十分殺したからな。パレスチナの歴史を知る人からすれば、「何が一方的停戦か」ということだろう。
Wikipedia によれば、あの「アメリカ同時多発テロ事件」では2993人が死亡し、負傷者が6291人以上、24人が行方不明だという。
ガザ急襲の方はというと、「1月18日午前1時現在、12月27日のイスラエル軍のガザ攻撃開始以来の死者は1200人以上となった。そこには、わかっているだけでも400人以上の子供の殺害が含まれている。負傷者は5300人以上、そのうち400以上が重体となっている。」
今回の攻撃だけで、これだけの被害である。ガザも世界が花を手向けるべき「グランド・ゼロ」の一つと言えよう。
ガザというところ
イスラエルは封鎖されたガザの人口密集地にハマスの武装組織が潜んでいるとして大変な爆撃を行った。これで一般市民を巻き添えにしないというのは欺瞞でしかなかろう。
ただ、「人口140万人以上が360平方キロに住んでいて、うち100万人が難民」というのはどういう数字なのか、あまりイメージしてこなかった。
面積360平方キロ
面積360平方キロというのは、東京だったらというブログの記事がある。
東京者でないわれわれとしては、google やその他のネット上の地図で、一辺を19キロにした正方形(19×19=361)、もしくは、半径を11キロ(11×11×3.14≒380)にした円を目視するとよい。イメージの問題なので厳密でなくても良かろう。琵琶湖の半分くらいでもよい。大阪で言うと、大阪市と堺市とを足したくらいか。