2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Japana Esperanto sub la spirito de "Hakko-Ichiu" (1937-)

Cxi tiu artikolo estas tradukajxo de "「八紘一宇」精神下のエスペラント "Hakko-Ichiu": japana imperiisma slogano. "Ok direktaj kampoj estu en unu domo", t.e. la mondo devas esti sub Japana imperio. - Ĉi tio estas terura. La Revuo Orienta nu…

「八紘一宇」精神下のエスペラント

これがひどい。 La Revuo Orienta 1940年10月号 財団法人日本エスペラント学会「IELを離脱」と、三宅史平「新体制への出発---IEL離脱の意義」より。 IELを離脱 … この離脱は、国際的孤立主義を意味するものでなく、IELはじめ、各国のエスペラント団体との友…

日本の主流エスペラント運動内の戦争政策への「抵抗」について

朝比賀昇「日本エスペラント学会50年のあゆみ(5)」(La Revuo Orienta 1970. 6)の中で、1938年の大石理事長の「現時局とエスペランチスト」という巻頭記事において「今や我等は非常の時局に立つ。…皇国の大理想たる東洋平和、八紘一宇の精神に基づき、以…

プロレタリア・エスペラント運動とそのエスペラント観

プロレタリア・エスペラント運動の言語としてのエスペラント観については、運動内でどのくらい共通のものであったのか知らないが、次のようなものがあった。すなわち、人類史的な展望の中で、生産力の発展と階級闘争の発展、労働者階級による権力奪取により…

朝比賀昇のプロレタリアエスペラン(ティス)ト観(メモ)

朝比賀氏の書いたエスペラント史を拾い読みしているが、たいていプロレタリアエスペラント運動の陣営については、「だれが始めた」「次々と検挙された」「壊滅してしまった」で終わっている印象がある。対照的に長谷川テルや斎藤秀一は称揚の対象になってい…

朝比賀昇のエスペラント運動観(知らんけど)

エスペラントに色はナシ 朝比賀昇氏はたとえば、「エスペラントにとっての100年」において、プロレタリアエスペラント関係の人たちを紹介するのに、次々と特高に捕まった経過に言及はするけれど、それほど好意的な言葉は使わず、「ザメンホフがどのような理…

エスペラントは平和運動にあらず

エスペラントを平和のために用いたいと思っている人に対しての朝比賀(小林)氏の指摘は重要。 ここでは引用以外のことは書かないでおく。La Revuo Orienta 1987年7月号 朝比賀昇「エスペラントにとっての100年 4. プロエス運動の人びと」より ザメンホフが…

萩原洋子 sur La Revuo Orienta

萩原さんといえば、小林司氏とご夫婦であられたことで知られる。1976年の「消息」にそう書いてある。 ヒレリスモとザメンホフは、朝比賀の Homaranismo の記事とあわせて読んでみたい。 1972年07月 p34= 第21回関東大会に参加して … 萩原洋子 p34 1973年02月…

土居智江子 sur la Revuo Orienta

土居智江子さんといえば、「希望する人 ザメンホフ伝」を書いた方である。各位もぜひお読みいただきたい。下の中では、94年から98年の記事が面白そう。 1981年11月 p14= 書評 : Laŭ metodo Kriis … 土居智江子 p14-15 1983年05月 p26= Recenzo : 夜あけ前の…

千布利雄 sur la Revuo Orienta

エスペラント主義はザメンホフの思想を伝えることではない 千布利雄という人は、初期の日本エスペラント運動史において教科書をつくるなど大きな役割を果たしたひとであるらしい。 しかし、彼は小坂等他のエスペランティストと意見が合わず、エスペラント学…

栗栖継 sur la Revuo Orienta

栗栖継 下の表もROを検索したもの。「EKRELO」という連載が面白そうだ。連載第一回の冒頭の説明によれば、EKRELO とは Eldon-Kooperativo por Revolucia Esperanto-Literaturo の略で、SAT内の対立が激化していた1930年、SEU(Sovetrespublikara Esperantist…

植民地台湾エスペラント運動史

松田はるひ「植民地台湾エスペラント運動史」(1977-78) 松田はるひとは、どういう人であろうか。人名事典を持っていないのでわからない。 1977年06月 p20= 緑の蔭で(1)---植民地台湾エスペラント運動史 … 松田はるひ p20---23 1977年07月 p27= 緑の蔭で(2)…

朝比賀昇(あさひがのぼる) sur la Revuo Orienta

朝比賀昇(小林司)の記事は読みごたえがありそうだ。 日本エスペラント史 1970年01月 p19= 日本エスペラント学会50年のあゆみ (1) … 朝比賀昇 p19-25 1970年03月 p20= 日本エスペラント学会50年のあゆみ (2) … 朝比賀昇 p20---25 1970年04月 p18= 日本エス…

エスペラントと戦争協力、その2

La Revuo Orienta は終戦前後に休刊を余儀なくされるのだが…休刊前のRO誌が戦争一色かというと、わりとそういう雰囲気でもないが、大東亜共同宣言を訳出したり、「撃ちして止まむ!」とか海軍大臣の戦況報告演説をトップ記事に訳してみたり、翼賛的な記事も…

医療・看護と戦争

いろいろ書いたついでに、ネットで拾ったものをメモしておく。 後日追加するかも。 たとえば、下の論文は、ただ調べて記録するというのが「目的」の文章なのかもしれないけれど…。日赤が「中立」の旗のもとに核時代に何をしているのか、教えてくださると嬉し…

慰安婦問題とか

次の文が気になっていたが、ROのバックナンバーを閲覧できるようになって、どういうものであったか読むことができる。 「従軍慰安婦は、韓国の親たちがお金のためにその娘を売ったもので、売春婦にすぎない」といった内容の醜悪なエスペラント文が日本エスペ…

伊東三郎という人

伊東三郎という人がどういう人だったのか、もうすこし詳しく知りたくて。 RO誌に伊東が書いた記事を容易に検索できるようになったので、下記にメモしておく。 伊東三郎は、磯崎巌、伊井迂(「誰か」という意味らしい)、I.U.の名で掲載されているらしい。 磯…

エスペラントと戦争協力

エスペラント運動、組織と戦争協力 戦後75年の2020年、かどや ひでのり氏「ファシズム期の日本におけるエスペラント運動」『社会言語学』別冊Ⅲ(「社会言語学」刊行会、2020年)というのが出たので読んだ。 野島安太郎『中原脩司とその時代』(リベーロイ社…

Hibakŝoj elkore deziras nuligon de Nukleaj Armiloj / 被爆者は核兵器廃絶を心から求めます

Vizitu la ejon de la Kampanjo, k subskribu vian nomon al la Aperacio. https://hibakusha-appeal.net/languages/ 核兵器「廃絶」について、その他… abolicii, aboli, elimini, nuligi, elradikigi などが当てられていますが、PIV2000をひいてみると、abo…

Alexandria Ocasio-Cortez 2019 virina amaskunveno en la urbo Novjorko

Justeco temas pri la akvo, kiun ni trinkas. www.youtube.com Saluton, Dankon, Urbo Novjorko! Dankon al vi ĉiuj! Ĉu vi ĉiuj jam pretis fari tumulton? Ĉu vi ĉiuj jam pretis batali por nia? rajtoj? Ĉu vi ĉiuj pretas diri, ke en Unuiĝintaj Ŝtat…