ハンガリー

新聞では、最近ハンガリーはしょっちゅう憲法を改定しているということが報じられているのを最近読んだくらいだったが。

極右政党ヨビックが第三政党のハンガリーでは20世紀の独裁政権と結びつく語の公的な使用を禁止する法律が成立し、「共産主義」「社会主義」「解放」などが非合法化。党名から「共産主義」を外さざる得なかったハンガリー労働者党からの告発です→(残念ながらリンク切れ:スペイン語?)

https://twitter.com/ramonbookprj/status/334999664753520640

というツイートを読んですこしびっくり。
日本語で読めるハンガリーを探すと、ハンガリー文化センターの「先週のハンガリー」がまとまっている。

「先週のハンガリー

ハンガリーでも失業が増え、極右が台頭し、ユダヤやロマの排除などが問題になっているらしい。ロマに関する記事は結構多い。社会主義については、「最も幸福だった時代=社会主義期」:世論調査でという記事がある一方、社会主義時代の「極秘役人」リスト、インターネットで公開:「極秘ドットHU」という記事もある。「社会主義」時代は否定されるべきことが大きすぎるが、「今もひどい」という面があるということだろうか。社会主義という語は表題にはあまり使われてはいない模様。
逆に極右というタイトルはけっこう多い。



いったいどうなっていってるのか、ハンガリー
こんど、エスペラントで検索してみっか。

2011年iPad憲法

列車の中で、専門家でもない政治家がiPadで起草したという新憲法を嘆く記事がHungario kun nova naciisma konstitucio, 2011ある。(iPadで起草したと、この文章には書いてなくて、下の資料に書いてある。)
ちまちま読んでも語学力がないので、日本語の資料を探すと、PDFで早稲田大学比較憲法研究所「試練に立つ立憲主義? 2011年ハンガリー新憲法の「衝撃」」(1)」というのを見つけた。これが先のエスペラントによる嘆きを説明してくれている。
ハンガリーといえば、「東」の中では工業化も進み、政治的には自力で民主化を勝ち取った国、合理的で民主主義に敏感な国民というイメージがあったのに、まあ、どうしてそうなっちゃったの? という憲法のようだ。