成羽渓のトンネル


今年の2月6日だそうだが、ナニコレ珍百景で表題の、岡山県高梁市の「成羽渓」にある「穴小屋」という洞窟が放送された。
僕としてはそれよりも、住宅街が断崖を持つ大きな岩山に隣接して形成されていて、その岩山にトンネルがほられていて日常的に使われているというところに興味があった。
どんなところに人は住んでいるのか。是非暖かくなったら行ってみたいものだと、思っていたが、ずっと忘れていた。
昨日は久しぶりにバイクに乗ってどこへでも出かけられることになったので、ツーリング先を朝起きてから選定。そのことを思い出した。地図はツーリングマップル「関西」2004年版の40ページ、関西版の「西果て(さいはて)」である。


物集街道を千代原口まで行くと、なるほど、迂回トンネルが9号線につくられている。そのまま自動車道は使わず下道を行けばいつもの渋滞である。
国道372号「デカンショ街道」を行く。写真の形のかわいい山は「剣山」だとか。




山はさまざまな緑で燃えていてきれいだ。



今日はいつものように篠山市街には行かず、そのまま国道372を行く。初めてである。
なかなかすばらしい美しい緑の道である。






滝野社で中国自動車道に乗ろうと思ったが、事故のため福崎〜山崎渋滞中との表示があり、下道を山崎まで行く。これに結構時間をとられてしまった。
昼過ぎに山崎で自動車道に乗り、休憩を挟みつつ北房へ。国道313を南下し、国道180号に乗り換えて北上、県道85を西へ行く。この県道は良かった。下の写真はたぶん85号。





子どもたちがここを通るんだ。





そして県道300上にそれはあるらしい。ちっとも住宅街がででこない。過疎な山中集落ばかりである。山の木々は手入れされていなくて藤が絡まり放題である。





そして道を訝しく思う頃ようやく現れた。











ああそうか、住宅街に隣接というのは自分の思い込みか、テレビの編集上のトリックだったのか。…さようなら高梁市





むー。もう夕方になってしまって、国道373→484とつないで、津山インターから中国自動車道に乗る。帰着は22時を過ぎてしまった。