北海道の一週間 1999.06.25

あこがれの景色が見られる美瑛に来た。時折小雨がぱらつく曇り空で風が強いが、風のせいか、東の山の方では日が射し込んでいて光跡が見える。あまり下調べをしていなかったのと夕方になっりかかっていたので、とりあえず、標識に拠って「新栄の丘」に行った。観光バスも2~3台続いてくる。「新栄の丘」からの眺めは曇りにもかかわらず、かなり遠くまで見え、雨の日にしてはタイミングの良い時間に来たようだ。なだらかにうねる丘、畝の向きの違う畑の絨毯、遠くに見える木々や林の切れ目などが絵のようだ。今日はここまでずっと雨に祟られ続けただけに、われわれは長くここにとどまった。そろそろ宿を決めねばならない。もう4時を過ぎつつある。上富良野駅の公衆電話から宿を探した。公衆電話はどこの地域も少なくなって、大変不便。公衆電話には先客が居て、長く待たされた。待つ間半端な格好をした少年らが爆音をとどろかせて駅前をグルグル回っていたりした。どこにでもいるんだな~、こいつらは。










予約が遅いので夕食なしの宿フラヌイ温泉は、駅のすぐ裏手の住宅街の中にあり、自衛隊員が大勢入浴に来ている。宿の入口で「あんなに混んでいたのは初めてだ」と外来の客が口にしていた。予約してからすぐに宿に着いてしまったので、近くの日の出公園の丘に行ってみた。
公園はキャンプ場にもなっていて、十数人のライダーたちが強風の中わいわいと夕食を作り始めている。丘の向こう側(東側)にはラベンダーやルピナスの畑が広がり、ルピナスの紫色の花はよく咲いていて気持ちがよい。ポツリとひとり、貧乏ライダーらしき若者が佇んでいる。近所のオバサンが上は真っ赤・下は青のジャージで犬を散歩させている。異境の花の丘でライダー・主婦・犬の三者が等間隔で並ぶ夕方の光景は、やっぱり写真に撮っておけば良かった。か



■5日目前半■  ■6日目■