プラハ演説の当てはめ訳 / Prova traduko aplikite vortojn

http://d.hatena.ne.jp/shiro-kurage/20090421/p2



いつ・誰が・どこでプラハ演説エス訳してくれるか、待ってたのですが、まだ見つけられていません。ヒロシマ・エスペラント会とか期待しているですが。
そこで、せっかく英語も、自称仮訳とはいえ日本語訳も公表されているので、エス訳を作ってみました。英語もエスペラントも誤文王レベルなので、作業としては、日本語訳を確認しながら英単語を拾って、似ているエスペラント単語を当てはめ、lernu!の辞書とトラちゃん95とで確認してみる、というのを繰り返しただけの、「当てはめ」訳です。つまり、誤訳・不適切訳が多く含まれているはずですので、何かに直接利用したりしないでくださいネ。
英語をやってる人から見て、エスペラントはわりと簡単なのだな、ということが分かってもらえると、そういう人がいるといいなと思います。

プラハ演説は永年の核廃絶運動の賜物

核否定は唐突か

ところで、あれだけ乱暴に核兵器の有効性や、保有の正当性、核兵器を独占して当たり前という態度を取り続けてきたアメリカが、オバマ大統領にこういう演説をさせたというのは、何か唐突な感じもします。急に物分りのよい大統領が出てきたなと。
しかし、何もしないで、これまでさんざん莫大な資金を注ぎ込んで、兵器も政治環境も思想環境も作り上げてきた体制が、大統領が変わったからというだけで、一夜で方向を転換することはありえないはずです。それこそ「風見鶏」のようにコロコロ軍事方針を変えられては、兵器産業は黙ってはいないでしょう。
この演説がなされるには被爆者の方々を始めとする日本や世界の人々の、まさに「忍耐強く・根気強い」運動があったからだと思います。それは「核があったから戦争が終わった」とか「核があるから戦争が起きていない」とか「核廃絶は『究極の目標』であって、当面の目標ではない」とか「米ソが核を持っているのは『仕方がない』」「日本に核が持ち込まれているはずはないし、持ち込まれても仕方がない」「近隣の将軍さまに対抗するには核武装が適当だ」などという、絶えずマスコミなどを使って流布される核容認思想に粘り強く抗いながら継続されているものです。

アメリカでも核兵器廃絶は多数の声(?)

アメリカでも無風だったわけではなく、全米市長会が核兵器廃絶の先頭に立ってきたことが2004年〜2007年の『広島平和宣言』に紹介されています(エスペラント訳はここ)。

その核兵器廃絶部分らしき動画

http://www.youtube.com/watch?v=QKSn1SXjj2s&feature=player_embedded
(Now, one of those issues that I'll focus on today...)