Al la insulo Sxikoku / la antauxa tago

子どもがフェリーに乗りたいというので、四国か九州か考えたが、九州だと戻る旅程が子どもには長旅すぎるようなので、四国に行くことにした。
カーフェリーのたび』(みねおみつ作、福音館)という絵本があって、それは父と息子がバイクでタンデムでカーフェリーを使って旅をするというものなのだが、どうもそれを見て自分もいつかは乗ってみたい(バイクで)と思っていたらしい。
プランをいろいろ考えてみたが、ジャンボフェリーで神戸から高松(香川県)というのがムリがなさそうだ。11:15発、15:45着というのも乗り遅れの心配がなさそうだ。


そのように考えていたのだが、未だ一度も訪れたことの無い香川に15:45ということは、初日のオトナのバイクの楽しみは何か、京都・神戸間のツーリングということだろうか。それでも、10時くらいまでに神戸に入って、遅くとも出航の30分前までに乗船手続きをしようとすると、渋滞なども考えれば高速道路を使うことになるだろうし、そうするとツーリングというものとは違う「移動」ということになってしまう。それで初日は宿泊先に行くだけだ。しかもどこに宿泊するのかは未定
それで連休の第一日がつぶれてしまうのは大人にはいかにも惜しい。
こどもは「宿題が多かったら困る」などと言っているが、宿題はモノがあればどこででもできる(はず)。宿題は旅に携行すればよい。そうすると、8時発・12時半着という便がある。いっそ現地に前泊すれば、絶対に間に合う。
フェリーの予約を変更し、神戸市内の素泊まり安宿を探し(非常に困難な仕事であった)、当日は仕事を終えて速攻帰宅する。
帰宅してみれば、子どもは宿題を全部終わらせていた。
さっそく食事をつくり、食べ・食べさせ、出発する。夜間の高速道路で、しかも二人乗りというのは初めてだ。まさか子どもは後ろで眠ったりはすまいが、ぼんやりはするかもしれん。地図的には高速に乗れば一本道だが、名神が終われば阪神こうそくはどういう具合の分岐や掲示になっているかわからない。見落としが無いように、度のきついめがねをかけていく。日常用のめがねは、ケースに入れて携行する。


阪神高速は結構混んでいたものの、何も迷うことなく宿に着いた。
風呂に入ってから、めがねをチェンジ。どうも右のめがねの「つる」が開きすぎる気がするな、と90度以上ひらくメガネのつるを触って見れは、ねじが取れていて、つるがめがね本体から取れてしまった。


思いもかけずめがねが壊れたものの、ここまでかけてきためがねが予備のものであったので、がっかりしつつも驚きつつ就寝。子どもは宿の狭い部屋で「世界一受けたい○○」など観ながら笑っているも、まもなく入眠。
明日はこんぴらさんに行くことにしている。