Bonaj acxetitajxoj / 買ってよかったもの

今週のお題「2018年に買ってよかったもの」

過去に買ってよかったものは、バイク、餅つき機、スキャナなどだが、お題は今年かぁ。
今年買って「よかった」というわけではないが、楽しみなのはAndreo Cseh (アンドレオ・チェ)という人の「Konversacia Vortaro」(会話の辞典)かな。この人ってチェ・メソッドのチェなのかな。そうみたい。
Andreo Cseh - Vikipedio


UEA.ORG: Katalogo - Konversacia vortaro



裏表紙を読むと、

 1920-1930 にアンドレオ・チェはエスペラントを教えるためにヨーロッパを旅した。彼はエスペラントしかしゃべらないという新しい方法を開発した。はじめに「机」とか「チョーク」とか「書く」「閉める」「大きい」「長い」などの具体性のある単語を学ばせ、あとで指し示せないような概念を教えるようにした。
 教えるうちにだんだん、授業中、単語の意味を質問してくるようになる者が出てくる。チェはすでに教えた単語で答えるようにした。またしばしば受講者自身が定義を提案してくるようになった。彼らはその時、機知に富んだあるいはイタズラ心に満ちた文を創作したものであった。チェはそういうのを集めて1930年に辞書に編纂したのだった。
 こうした材料がいつのまにか消えてしまわないように、そして新しい学習者がみんなで話すときに役に立つように、本書は現代的なものにしてイラストも付して再び読者の手に届くようにしたものである。


今、12月なので、そのページを紹介すると

12月:お祭りの月
赤字:お金、ただし金庫にない
質問する:人から文章を引き出すこと
歯:固くて白い物体で口の中にある。人間は32個もっていることになっているが、32個ある人は誰もいない。
デザート:食べものの王冠みたいのもの
すべし:必要だ
欲しい:しょっちゅう意図していること
異なる:1. 不平等、2. 同じでない
太った:ご婦人方の時代遅れな品質
日曜:一週間で一番ましな日
言う:単語を並べて頭や心の中のものを示すこと
監督:工場にいる金持ちな人間


これを買った理由は、次の定義が面白いと思ったから。

婚約者:指輪を持った幸福な男(「夫」を参照のこと)
夫:指輪を持った不幸な男(「婚約者」を参照のこと)