El Le Monde diplomatique
Francujo - la pejzaĝo antaŭ la prezidantelekto
http://eo.mondediplo.com/article2472.html
Ĉu refoje la kaptilo de la 《utila voĉo》 ?
■ Kio estas Utila Voĉo ?
AIに気軽に何度でも尋ねることができるようになって、まことに便利である。
上の「Utila Vocxo」はル・モンド・ディプロマティーク日本語版では「戦略投票」と訳されている。以下はAIに、Utila Vocxo について尋ねた回答である。ということは、以下の情報は、ハルシネーション(作り話)かもしれないということを前提していただきたい。
Utila Vocxo はフランスの選挙制度(特に大統領選挙)における非常に一般的な政治用語 "vote utile"(ヴォート・ユティル) の直訳です。
- 直訳: 「役に立つ票(有用な投票)」
- なぜ「戦略投票」なのか: フランスの大統領選は二回投票制です。第一回投票で、自分の本当の推し(小政党の候補者など)に投票すると、その票は死に票になり、結果として自分が最も嫌う候補者(例えば極右など)が上位二名に残ってしまうリスクがあります。 そこで、自分の第一志望ではないけれど、「(嫌いな候補者を落選させるために)勝てる可能性のある有力候補に、あえて自分の票を割り振る」という計算(戦略)が働きます。
- 意味合い: 自分の信条を貫く「理想の投票」に対して、現実的に結果を左右させるための「(効果が)ある投票」という意味で "utile(役に立つ/有用な)" という言葉が使われています。
■ フランス以外で
「役に立つ票」という言葉の構成で「戦略投票」を意味する表現は、フランスだけでなく、スペイン語圏やポルトガル語圏(ラテンアメリカを含む)で非常に一般的に使われています。
エスペラントの utila voĉo は、まさにこれらの言語習慣を反映した表現と言えます。
1. ラテンアメリカ(中南米)とスペイン
中米を含むスペイン語圏では、"Voto útil"(ボト・ウティル) と呼ばれます。意味もフランスの vote utile と全く同じです。
- メキシコやコロンビアなど: 選挙が近づくと、メディアや候補者が「Voto útil(役に立つ投票をしよう)」というスローガンを頻繁に口にします。これは「勝つ見込みのない候補者に投じる理想の1票を捨てて、マシな有力候補に投票して最悪の候補を阻止しよう」という呼びかけです。
- ブラジル(ポルトガル語): 同じく "Voto útil" という言葉が使われます。
3. なぜ「役に立つ」なのか
この表現の裏には、「死に票(自分の意見は反映されるが、結果に影響を与えない票)」は「役に立たない(inutile)」という対比があります。
- 理想の投票: 自分の価値観に100%合う人に投じる(が、落選する)。
- 役に立つ投票(Voto útil / Utilas voĉo): 100%満足ではないが、当選して政治を動かせる可能性のある人に投じる。