http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S43/S43HO097.html大気汚染防止法
第一条 この法律は、
- 工場及び事業場における事業活動並びに建築物等の解体等に伴うばい煙、揮発性有機化合物及び粉じんの排出等を規制し、
- 有害大気汚染物質対策の実施を推進し、
- 並びに自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により、
- 大気の汚染に関し、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、
- 並びに大気の汚染に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、
- 被害者の保護を図ることを目的とする。
第二十七条 この法律の規定は、放射性物質による大気の汚染及びその防止については、適用しない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO138.html水質汚濁防止法
第一条 この法律は、
- 工場及び事業場から公共用水域に排出される水の排出及び地下に浸透する水の浸透を規制するとともに、
- 生活排水対策の実施を推進すること等によつて、
- 公共用水域及び地下水の水質の汚濁(水質以外の水の状態が悪化することを含む。以下同じ。)の防止を図り、
- もって国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、
- 並びに工場及び事業場から排出される汚水及び廃液に関して人の健康に係る被害が生じた場合における事業者の損害賠償の責任について定めることにより、
- 被害者の保護を図ることを目的とする。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO136.html海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
第一条 この法律は、
第五十二条 この法律の規定は、放射性物質による海洋汚染等及びその防止については、適用しない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO053.html土壌汚染対策法
第一条 この法律は、
- 土壌の特定有害物質による汚染の状況の把握に関する措置
- 及びその汚染による人の健康に係る被害の防止に関する措置を定めること等により、
- 土壌汚染対策の実施を図り、
- もって国民の健康を保護することを目的とする。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO139.html農用地の土壌の汚染防止等に関する法律
第一条 この法律は、
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO117.html化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律
第一条 この法律は、
- 人の健康を損なうおそれ又は動植物の生息若しくは生育に支障を及ぼすおそれがある化学物質による環境の汚染を防止するため、
- 新規の化学物質の製造又は輸入に際し事前にその化学物質の性状に関して審査する制度を設けるとともに、
- その有する性状等に応じ、化学物質の製造、輸入、使用等について必要な規制を行うことを目的とする。
第二条 この法律において「化学物質」とは、
- 元素又は化合物に化学反応を起こさせることにより得られる化合物(放射性物質及び次に掲げる物を除く。)をいう。
いったい、放射性物質による環境汚染は規制されていないのか?
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05HO091.html環境基本法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S30/S30HO186.html
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO166.html核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
この法律には「被害」「健康」の言葉は一回だけ使用され、「保護」という言葉は使用されていない。
第六十二条 核原料物質若しくは核燃料物質又はこれらによつて汚染された物は、海洋投棄をしてはならない。
ただし、人命又は船舶、航空機若しくは人工海洋構築物の安全を確保するためやむを得ない場合は、この限りでない。
深夜になってしまったので、今日はここで終わり。
結局、放射性物質をばら撒いて環境を汚染したことをとがめる法律は何なの?
…市民に原発の「安全神話」を振りまく一方で、土壌汚染防止法、水質汚濁防止法、海洋汚染防止法などに放射性物質を除くという文言を入れ、事故の際の責任逃れの準備をしていた。このため日本の現行法では放射性物質を汚染物質と認めず、被害者に事故証明が出ない。…
(佐久間英俊氏(中央大学)「福島原発事故と科学者の課題」『日本の科学者』(2012年6月号)の脚注)
ないのか?