【震災4年】 ガザの子どもがたこ揚げ 被災者に絆示す
パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで9日、東日本大震災の被災者との絆を示すため、たこ揚げ大会が行われ、日本の小中学生に当たる約千人の子どもらが参加した。日の丸などをモチーフにした子どもらの自作のたこが、晴れ渡った真っ青な大空を舞った。
たこ揚げ大会は、大震災があった翌年の2012年から毎年この時期に開催されている。…http://www.47news.jp/47topics/e/262901.php47NEWS(ハンユニス、釜石共同) (共同通信)2015/03/10 11:33
はじめこの記事を読んでうれしくて涙ぐましい気持ちになったけれど、同時に「どうしてガザの子らがわざわざ?」と強い疑問をはじめから持った。家人曰く、子どもが自発的にするはずがないから、大人が企画したものだ、と。
武器輸出三原則も改悪されて、これから日本製の部品や武器がイスラエルに行ってガザの子らを地獄に突き落とす可能性だってあるのに…! まあ、これはこれで阻止する運動を強めなければならないとして。
こちらの記事は誰が企画したか書いてある。
…ガザの子供たちは2011年夏、約1万3000枚のたこを一斉に揚げ、ギネス世界記録に認定された。これがきっかけとなり、12年春から国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の主催で東日本大震災の被災者を励ますたこ揚げがスタート。
http://mainichi.jp/select/news/20150307k0000m040079000c.html毎日新聞 2015年03月06日 20時01分(最終更新 03月06日 20時07分)
しかし、この記事もわけがわからん。
…UNRWAオペレーション ディレクターのロバート ターナー氏は声明で「今日参加している子どもたちは、彼ら自身が恐ろしく、また悲惨な状態を日常的に経験しているのに、他者に共感するというパレスチナ人の寛大な精神を具体化しているのです」と述べている。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/11/gaza-kites-japan-tsunami_n_6845248.html?utm_hp_ref=twTHE HUFFINGTON POST / 投稿日: 2015年03月11日 19時21分 JST 更新: 2015年03月11日 21時19分 JST
とってつけたような説明。まあ、やってる子らは楽しそうだからいいけれど、楽しみでいっせいにやるために東日本大震災に「かこつけて」いるのかな。
大人が音頭を取ってやっているにしても、遠く離れた子どもたちが千人も日本の犠牲者に思いを寄せてやっているというのに、日本で千人もの人々が、いや人口比で言えばもっと多くの何倍もの人々が、いっせいにパレスチナとガザの平和を願ってなにかやるようなイベントをやっているのだろうか。
JVC(日本国際ボランティアセンター)では、そこに生きる人々に寄り添い、人々の意思を応援する形で支援活動を行っている。僕にできることはこうした団体を通じて思いを伝えたりすることぐらいだ。