外国語の勉強は母語がしっかりしてから

新聞を見ると、金田一秀穂氏の発言が載っていた。氏によれば、もっと言葉を使ってよく考えるべきで、単純なスローガンやキャッチフレーズに気分を任せてしまって、大切な選択や決定にあたって丁寧に考えていないのではないか、とのことである。特に政治家は言語で仕事するのだから、きちんと日本語を身につけ・使うべきで、それができないのなら辞めるべきだ、とのことだ。いろいろありましたね。「感動した!」とか「ぶっ潰す」とか「美しい国」とか。
氏が推奨するのは、日本語の古典を読むことと外国語の勉強である。どちらも今の使っている自分の言葉をしっかりさせるものであると氏は考えるが、外国語の勉強は母語がしっかりする12歳を超えてからが望ましい、というのが氏の考えのようだ。