2020-08-16から1日間の記事一覧

エスペラントと戦争協力、その2

La Revuo Orienta は終戦前後に休刊を余儀なくされるのだが…休刊前のRO誌が戦争一色かというと、わりとそういう雰囲気でもないが、大東亜共同宣言を訳出したり、「撃ちして止まむ!」とか海軍大臣の戦況報告演説をトップ記事に訳してみたり、翼賛的な記事も…

医療・看護と戦争

いろいろ書いたついでに、ネットで拾ったものをメモしておく。 後日追加するかも。 たとえば、下の論文は、ただ調べて記録するというのが「目的」の文章なのかもしれないけれど…。日赤が「中立」の旗のもとに核時代に何をしているのか、教えてくださると嬉し…

慰安婦問題とか

次の文が気になっていたが、ROのバックナンバーを閲覧できるようになって、どういうものであったか読むことができる。 「従軍慰安婦は、韓国の親たちがお金のためにその娘を売ったもので、売春婦にすぎない」といった内容の醜悪なエスペラント文が日本エスペ…

伊東三郎という人

伊東三郎という人がどういう人だったのか、もうすこし詳しく知りたくて。 RO誌に伊東が書いた記事を容易に検索できるようになったので、下記にメモしておく。 伊東三郎は、磯崎巌、伊井迂(「誰か」という意味らしい)、I.U.の名で掲載されているらしい。 磯…

エスペラントと戦争協力

エスペラント運動、組織と戦争協力 戦後75年の2020年、かどや ひでのり氏「ファシズム期の日本におけるエスペラント運動」『社会言語学』別冊Ⅲ(「社会言語学」刊行会、2020年)というのが出たので読んだ。 野島安太郎『中原脩司とその時代』(リベーロイ社…